The First State からの贈り物

The First Stateのデラウェア州から南部に属するテネシー州に引っ越しました。北東部とはまた違ったアメリカの姿、ニュースを盛りだくさんにお知らせします。
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ソーシャルセキュリティー番号
アメリカ人は生まれたときに背番号とも言われるソーシャルセキュリティー番号をもらいます。またアメリカに働きに来ている人たちにも渡される番号です。本人確認の番号のようなものですから安易に人に教えてはいけないし、番号を盗まれないような注意は怠ることはできません。

それではソーシャルセキュリティ番号があるとなにができるかというと、、住所、電話番号、名前があれば偽造の免許証をつかってクレジットカードはもちろん家だって車のローンも組むことが出来ます。(前回書きましたがここでもクレジットカードスコアは考慮されます。もっともどんなにスコアが悪くてもお金を貸しますという怪しげなローン会社はありますけれどね) 

自分が知らぬ間に大きなローンが組まれしかもその返済を偽造者がするわけもなく本人は理由もわからぬ間にクレジットカードスコアが低くなり、さらに借りてもいない借金の返済を迫られることになるのです。借金を作ったのが自分ではなくて自分の個人情報を盗んだ人であることを裁判所に訴え出ても、それが解決するのに数年間かかります。その間に車を買い替えたい、子供の教育費を借りたいと思っても前述の問題が解決していないとローンも組めずに大変な思いをすることになるはめに見えていますよね。

という理由でこのソーシャルセキュリティー番号はとにかく大切に秘密にしておきます。

しかしです。学校入学時、銀行口座を開くとき、運転免許証を取るときなどには逆に本人確認しなくてはならないのでソーシャルセキュリティー番号を渡さなくてはなりません。そこで起きている事件を一つ二つ。

学校に入るときにソーシャルセキュリティー番号を学校側に渡すために、児童の番号を悪用し10歳の少年がいつの間にか多額の借金をしていたり(本人はもちろん親も知りません。だって、10歳の子供はクレジットカード持っていないしスコアを調べようなんて誰も思いつきませんもの)12歳の少女が家のローン返済を迫られてたりする事件、実際にありました。(笑っちゃいそうな事件ですが、本人たちにとっては深刻なことですよ。)

また、就職を探すときにもこの番号を提出します。○○会社といった、特定の会社ではなくて履歴書を登録して自分にあった会社を探してくれる会社にもソーシャルセキュリティ番号を提出します。そこのデータが流失したら大変。またはそのデータを取り出せる人が悪用することも100%ないとはいえないようです。事実1年位前かな、大手の会社からのデータ漏れが問題になっていました。

我が家でもこんなことがありました。ナッシュビルに引っ越してきてケーブル会社、Comcast に工事を頼む電話をしたとき。

「初めてのお客さんにはソーシャルセキュリティー番号を言ってもらっている。何番?」
「そんな簡単に私はソーシャルを渡したくないから他に方法はないの?」 と私。
「誰も平気で番号を渡してくれるよ。新しいお客さんとは会社の信頼関係ができていないから番号をもらわないと」
「ほかの人はそうかもしれないけれど私は絶対にいや。だいたいデラウェア州で6年くらいComcastを使っていたにそれが州が違うからといって考慮されないのはおかしい」とまた私。
「それなら保証金として150ドル支払ってもらわないと困る。」
「わかった。」(心の中で150ドルと個人情報を考えたら150ドルの方がずっと安いと思った私です。もちろん150ドルがあとで返ってくることも確認しましたが)
「150ドル払う人のほうが珍しいんだよ。」とケーブル会社のお兄さんが不思議そうに言っていました。

私は最低限以外、家族のソーシャルセキュリティ番号は絶対に人には言いません。

テネシー州の免許証に書き換えるとき、こういう質問がありました。これはどこの週も共通なのか、よくわかりません。

「免許証にソーシャルセキュリティー番号を明示するか?」

私の答えはもちろん「NO」 当然ですよ。

戸籍謄本などがない国なのでね、出生証明書とこのソーシャルセキュリティー番号がとっても大切になってくるのです。

アメリカでソーシャルセキュリティ番号を持っている方たち。どうぞ気をつけてくださいね。

Please click!
コメント
from: Nao   2007/01/20 1:54 PM
himeさん、こん○○は。
ちょうどタイムリーなことに今日大学からSSNなどの問い合わせがありました。大学のデパートメントの全員にメールでの問い合わせだったのですが、セキュリティ的にさすがに「これってまずいんじゃ。。。」って思いました。でも周りのアメリカ人は普通にメールで返信しているみたいです。まあ、日本と違ってWinnyとか使っている人なんてほとんどいないでしょうけど、万一彼女(秘書さん)のパソコンがウイルスにでも感染したら皆の生年月日からSSNまで全てばら撒かれることになってしまうんですよね。なんかアメリカらしくないなって感じがしました。この危機管理のなさは田舎だからなのかなぁとも思ったりもして。かといってそれを指摘するのもなんか悪いような気がしますし、返信するかどうかでちょうど悩んでいたところでした。
from: Hime   2007/01/20 11:37 PM
Naoさん、こんにちは。お元気ですか?

それは非常に気になりますね。神経質すぎるといわれるかもしれないんですが、あまり自分のSSNはオンラインでは入れたくありません。引っ越したときにデラウェアの銀行口座の1つだけ住所変更を忘れてしまい連絡をしたら書面で必要な情報(SSN,名前、生年月日、古い住所と新しい住所)を送って欲しいといわれました。なくなることはまずないけれどそれなら行ったほうが安心かな、なんて心配のしすぎかな…

大学だから安心、と言い切れないしそれぞれのパソコンの持ち主がどこまできちんとスパイウェアの対策をしているかはわかりませんしね。危機管理については一度提唱してもいいのではないですか? きちんと管理されているとわかればみなが安心できますもの。「ちょっとしたミス」では済まされないことですし…
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