The First State からの贈り物

The First Stateのデラウェア州から南部に属するテネシー州に引っ越しました。北東部とはまた違ったアメリカの姿、ニュースを盛りだくさんにお知らせします。
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ヘリコプター両親の続き
子供たちが大学に入っても毎日のように携帯電話で様子をチェック、テキストメッセージを送る両親たちのことを上空に停滞するヘリコプターにたとえて Hovering parents と呼ぶことは前に記事にしました。

子供たちの連絡だけならまだしも、カフェテリアの食事のメニューを事細かに子供から聞きだし、大学に指示を出す親たち。また寮内でのいざこざに口を出してわけもわからずに中に入ろうとする親たち。子供の宿題の量、成績について文句を言う親たちと大学側もかなり平行している様子が伺われます。

こういう親たちに対して子供たちの反応はどうかというと、意外と嫌がっていないのに驚きました。それまでそういう育てられ方をしてきたからあまり疑問に思わないのでしょうかね。それともそういう子供たちだけがたまたまインタビューを受けたのか… その辺はわかりません。

「子供たちが心配だから」「これが親の務めだから」と言う親の言葉もわからないわけではありませんが相手の子供たちが4,5歳ならまだしももう20歳になり何とする若者たち。いやぁ、親離れ、子離れどちらも同じ速度で進まないとどっちかが不幸になりそうです。

しかし、このようにhovering parentsを持ってしまうといざ社会に出たときに困るのが子供たち。それまで何かと困ったことがあれば親に連絡をして親が解決してきたものだから、自分が直面するとどうしてよいのかわからない。ちょっとした人とのいざこざまでとてつもない悲劇に直面しているような気になって親の元に走ってしまう若者たち。こういう若者たちがふえているのだそうです。その原因は… そう、親たち。

子供が独立していくのを心配しながらも遠くで見守れるのがアメリカでは大学生の時期。とりあえず親元を離れて寮生活をしながら共同生活になれ、時間の使い方、お金の使い方も本人が管理できるようにならなくてはならない時期に親が手を変え品を変え手伝っていたらとても独立した人間にはなれません。本当に困ったとき、どうしようもないときには必ず親がいてくれるという安心感があれば子供たちは独立していくのですよね。

ということで大学を卒業し、いったん就職をしたもののそれが自分の希望の職種なのかもわからずに不満に思い退職し親元に帰ってしまう子供たちに親たちは悲鳴をあげるのです。夫婦二人の生活になれて、旅行でも思っていた矢先に成人した子供たちが戻ってくるのですから、親たちもあわてます。しかも将来についてどのようなことを缶がているかもわからない子供たちですから、いったいいつまで親元にいるのか、食費、電気代、車代はどうするのかと親のストレスはどんどんたまります。

しかし専門家たちはこういう子供たちを作ったのは親だから、とりあえず話し合うことをすすめています。なじらない、愚痴らない、怒らないということを基本に、いつ、どのような職に就こうかという気持ちはあるのか、またその職に就くための能力は持ち合わせているのかなどなど細かなことをきちんと話して、いつまでに家を出るかを明確にさせることが大切なのですって。

こういう親たちも困るけれど、まだ価値判断もできない子供たちを大人扱いするのもどうかと思いますよね。教えなくてはならないことはきちんと教えてから子供たちは飛び立たせなくてはならないもの。教えもしないで「うちの子は」と言うのはちょっとまずいでしょう。日本から離れても埋まる9年がすぎてしまったので様子はわかりませんが、自分たちでどこでも行ける鉄道、バスがあるだけ子供たちが親と過ごす時間がどんどん減っているのは悲しいことだと思います。親と子供の貴重な時間はほんの数年間しかありません。それをどうぞ大切にしてください。子供の社交性はそんなに急いでつけることはないと思うのですよ。ゆっくりつけていけばよい。それよりも親が教えなくてはならないことのほうがずっとずっとその後の人生に影響を与えるのではないでしょうか。

やってよいこと悪いこと、人生で大切なこと、あまりそうではないもの、価値観、両親などなど、親が教えなくて誰が教えるのですか? 知らなかったじゃすまないこと、たくさんありすぎますもの。人生には。hovering parents も、教えながら子供たちにいろいろなことを経験させていけばもっと成長した子供たちになれたかもしれません。

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コメント
from: とまる   2006/09/26 11:01 PM
himeさん、お久しぶりです(コメントが)
ひとり立ち出来るように育てていかなくては、親が関わり過ぎては成長できませんよね(ほったらかしも駄目ですが・・・)

10月に地域の運動会があるのですが副会長になっているのと、急にメインでやらなくてはいけない役ができて、頭の中ぐるぐるさせながら、最近、走り回ってます
仕事もあるし、1日があっという間に終わってしまう
大体、毎年9月に入ると色々重なってきて、忙しくなり、バタバターっと年末年始を迎えるパターンです
コメントとは減ると思いますが、記事を読んで、ランキングは押してますので、お許しくださいませね
from: hime   2006/09/27 3:42 AM
わぁ、お久しぶりです。お元気そうですね。お忙しくて大変でしょうが、どうぞお体は大切に。

地域の運動会ってなんか楽しそうです。なんていっても結構人間関係とか大変でしょうけれど… そうですよね、今年ももう9月も終わり。あと3ヶ月しかないのですものね。ベルトコンベアに乗せられているような気がしません?

読んでいてくださっていて嬉しいです。
from: るみ   2006/09/27 10:01 PM
いつも訪問させてもらってます。アメリカに住んでます。3人の子供達は、アメリカの大学に行っています。今年、1番下の息子が、大学に行って親元をはなれました。ヘリコプター両親の記事は地元の新聞でも特集してました。気をつけなくては、、といつも思っています。今はパソコンで、自分の子供が何時から始まる何のクラスを取って、グレードはどうだったとか、全部わかってしまいます。つい、調べてしましますが、息子から何か言ってこない限り、何も言わないように気をつけてます。先日、訪問したときには、’自分のことを全部自分で管理するのがこんなに大変と思わなかった’と息子は言ってました。こうやって成長していくんですよね。いつも興味深い話題をありがとうございます。楽しく読ませていただいています。
from: hime   2006/09/28 7:59 AM
るみさん、はじめまして。
一番下の息子さんが家を離れるととても寂しいですよね。我が家も今はエンプティネストです。うーん、一番手ごわい主人が残っているのでまだまだ大変です。(笑)

でも、息子さんの言葉、すばらしいです。気がつくことはもちろんそれをきちんとお母様に言葉として伝えられるのですもの。子育てをしながらら親も育てられているといつも思います。教えられることが多くて…

またコメントしてくださいね。お待ちしてまーす。
from:   2006/12/27 12:06 AM
こんばんは。久しぶりにコメントさせていただきました。
でも記事はいつも読ませていただいていたのですよ。
久しぶりに日本に帰られて楽しい時間を過ごされた様子も、読ませていただきました♪
今月のNHKビジネス英会話で”Helicopter Parents”についての放送があり、himeさんこの記事のことが強く印象に残っていたので、私の記事で紹介させていただいて、トラックバックさせていただきました。
事後報告になってしまいましたが、宜しかったでしょうか。
日本ではこれからお正月が来るまで慌ただしい時期です。アメリカではいかがですか。
では日本式に・・・
良いお正月をお迎えくださいませ。
from: リウマチばあちゃん   2006/12/27 12:08 AM
すみません。名前が入っていませんでした。
上のコメントは私です。
from: hime   2006/12/27 1:08 AM
リウマチばあちゃんさん、いつも読んでくださってありがとうございます。

もちろんです。どんどんトラックバックなさってくださいね。

アメリカは12月25日がすぎるともちろんですがだんだんにクリスマス色は消え、日本の方にお正月を盛大に(?)祝う習慣はないためにお休みも元旦だけ。特別なこともなく2日からはごく普通の生活が始まります。これは日本のお正月を経験している私には寂しいものがあるのですよ。あのあわただしさが懐かしいんです。松の内の気分もまったくないのでネ…

私からも「どうぞ良いお正月をお迎えください。」
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フランチャイズ(飲食店,募集,チェーン,加盟,ランキング)の完全オススメ情報 | 2006/09/29 7:52 PM
 

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