The First State からの贈り物

The First Stateのデラウェア州から南部に属するテネシー州に引っ越しました。北東部とはまた違ったアメリカの姿、ニュースを盛りだくさんにお知らせします。
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空腹のため怒る子供たち
幼稚園の先生をする女性のクラスに1人の少年がいました。とてもやさしくいつも明るくクラスに参加する男の子だったのに、ある日から突然に乱暴になり、幼稚園にもまったく興味を持たなくなったように見えました。

いったいどうしたのだろうと思っているある日のランチ時、子供たちがその少年を囲んで笑っているのを見て不信に思い近づくと、少年がおさらをなめているではありませんか。最初はふざけているのか注目を得るためにしているのではと思いましたが、近づいてみれば彼の目は真剣そのもの。そっと彼を呼んで聞いてみると一言。

「I’m hungry」

父親が家出。家にはお金も食べ物もない状態だそうです。先生をする彼女は少年が通う教会の牧師に事情を話し少年の家庭に食べ物を少しでも寄付を始めたら少年の様子が徐々に明るくなりました。

その後彼女はテキサスの別の地域の小学校に移りました。そこでも子供たちの様子を見ているとやはり乱暴な行動が目立ち、イライラしているのに気がつきました。特に月曜日の朝。もしやと思い調べると、クラスのかなりの生徒たちが学校が供給する朝ごはん、ランチだけしか食べられない状態だったといいます。(貧困の家庭に育つ子供たちにはほとんどの州が朝ごはん、ランチを供給します)日曜日には教会で朝ごはん、ランチを食べられるそうですが、学校がない週末は食べるものもなく過ごす子供もいるとか。

そのために空腹のまま月曜日に学校に通学。学校で出される朝ごはんだけでは育ち盛りの彼らには足りないのでしょうね。そこで彼女は教会の人々と協力し「Backback Buddies」という運動を始めました。これは腐らない缶詰の野菜、乾燥されたフルーツ、クラッカーなどをこっそりとバックパックの中に忍び込ませる運動です。友人のボランティアたちと今では170人の子供たちに食べ物をあげているそうです。

少しずつではありますが、子供たちは落ち着き始めました。この話を聞いた地域のカウンセラーがこう話しています。

「子供の様子がおかしいと思ったらまず空腹を疑うようにしているの。お腹がすいていたら集中できるはずはないし、イライラして当然よね。」

お腹がすいてくると機嫌が悪くなるのは誰も同じ。しかしまさかそんなことが原因で急に子供が乱暴になるとはなかなか気がつかないこと。それに気がついたこの先生は素晴らしいですね。でも、それだけ貧困層の問題は深刻になっているということに州政府も注意を払い何か対策を起こせば、今問題になっている10代の暴力、強盗なんていう犯罪は減るかもしれません。

日本で子供たちが「きれる」と言いますが、裕福な国だからそんなことはないだろうと私は思ってしまいましたが、もしかして原因が貧困ではなく、塾通い、勉強、または夜遊びのために生活のリズムが崩れ朝ごはんをきちんと食べていないためのイライラもあるかもしれませんね。食事の大切さを改めて考えさせられました。

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